こんにちは!
今日は助産院木かげの看板メニューである『My助産師コース』の補足説明をお伝えしたいと思います。
My助産師って聞きなれない言葉ですよね。わかります。

今回はそもそもMy助産師とは何か?このコースはどうなっているのか?ということ、
②ではどんな人に合っているのかをご説明させてくださいね。
My助産師ってなに?
My助産師とは、あなたの妊娠・出産・育児葵を一貫して伴走する一人の助産師のことを指します。
ここで重要なのが、【ひとりの助産師】ということ。
いつも同じ助産師と対話を繰り返すことによって、お互いのことをよく知り、信頼関係を築くことができます。
それによってアドバイスの内容も一般的な通りいっぺんなものではなく、その妊産婦さんに適したものを提案することができるのです。
もちろん信頼関係によって、リラックスしてなんでも相談できる存在にもなれます。

病院やクリニックでは妊娠期間中に数回、産後も助産師と面談をする機会があるかと思います。
しかしその性質上、毎回同じ助産師にあたることは難しいのが現実。
もちろん各施設も同じ助産師とお話していただけるように努力はされています。

私が出産したニュージーランドや助産師活動をしていたドイツでは普通にシステム化されていたので、ごく当たり前であり、『私の助産師』は身近なものです。
ちなみに私の助産師はNZのシャーリーさん。今でもよく覚えていますよ!
My助産師はなにをしてくれるの?
実はMy助産師が行う業務には、はっきりとした定義はありません。
その助産師の立場や役割にとって違ってくるのです。
ちなみに、このコースの対象となるご家族は、病院やクリニックで出産を予定されている方となります。
助産院でお産をされる方は、その院の助産師があなたの『My助産師』なのです。
では、当院のMy助産師、つまり私のことですね(^^)/、いったい何をするのでしょう?
流れを追ってみましょう。
My助産師コースの流れ
お問い合わせやお申込みのタイミングは、妊娠が分かってからいつでもOKです。
契約の期間(実際に訪問の回数が無制限の期間)は妊娠34週から生後1か月までです。
妊娠34週ごろ
ご自宅に訪問し、コースの説明をします。
その内容に納得いただけると契約を結び、その日に『赤ちゃんお出迎えサポート教室』と同様のサービスを受けていただけます。

内容は、
- 家事育児同船を考えたモノの配置を一緒に考える
- 赤ちゃんのベッドの位置などが安全かどうかチェック
- オムツ交換やお着がえ、だっこなどの育児手技の練習
- 沐浴の練習(ご希望時)
- 陣痛が来たときの過ごし方、パートナーができるサポートの実演
- その他のご相談
妊娠中に費用の一部である15,000円をお支払いいただきます。
出産まで
最初の面談以降はご要望に応じて訪問や電話、メッセージで相談をお受けいたします。
近況報告だけのお知らせでもとっても嬉しいです!
出産後
産院から退院した翌日にお家に伺います。
赤ちゃんの体重測定や全身状態のチェック、ママの血圧や子宮の戻り、乳房の変化が正常に経過しているか見せていただきます。
一晩家族で過ごしてみて、困ったり迷ったりしたことがあったらその際の対処法をお伝えします。
母乳がまだうまく飲めなかったり、ママに痛みを伴う場合は、一緒に行います。赤ちゃんとママにとって快適な授乳の方法を一緒に考えます。
授乳に関しては、すぐにうまくいくこともありますが、それは非常にまれな場合。
軌道に乗るまでは時間を要す方が多くいらっしゃいます。

それからまた翌日に訪問するのか、2日後に訪問するのかを相談します。
訪問と訪問の間ももちろん電話やメッセージの相談は可能です。
訪問も相談も回数は無制限。何度でもご利用していただいて、リラックスしてご家族に向き合っていただけることがこのコースの目的です!

契約期間の産後1か月まではこの繰り返しになります。
その頃に費用の残りの25,000円をお支払いいただきます。
延長をご希望の方はまた相談してください。
コース終了後の流れ
健診
通常、退院後は出産をした施設で産婦健診(2週間健診)と産褥健診(1か月検診)を受けます。
その後は自治体で3~4か月健診を受けていただきます。
時期は自治体によって違いますが、高槻市の場合は4か月健診で、郵送で案内が届きます。
産後ケア訪問
高槻市に住民票がある方は、子ども保健センターより助産師の訪問を無料で受けることができます。回数は1回です。
申請時に助産師の指名ができるので、当コースを受けていただいた方には、是非ご指名をいただきたいと思います。
コースが終了した後も、また元気なお顔を見たりお話を聞かせていただけることはこの上ない歓びなのです。

少し長くなってしまいましたが、このような流れになっています。
次回はどのような方がこのコースに合っているのかをお話しますね!
