はじめに:前駆陣痛も痛いの?不安…
さて、妊娠後期に入ると気になってくるのが分娩のことです。
陣痛はどのくらい痛いの?前駆陣痛って何?それはすぐに分かるものなの?
おしるしって何?破水って自分でわかるものなの?
普段なじみのない言葉もたくさん出てきます。
出産とは、多かれ少なかれ痛みを伴います。
今まで体験したことのない未知の領域に挑まないといけなくて、さらにそこには痛みがあると言われると、
誰しもが不安になります。

そう感じることは、とても自然なことです。
今日は、前駆陣痛にはどんな意味があるのかをお伝えしようと思います。

前駆陣痛=お産に向けた準備体操
前駆陣痛とは、簡単に言うと、お産に向けた準備運動です。
赤ちゃんが早産で生まれてこないよう、しっかりと閉じていた子宮口を、ゆっくり柔らかくすることがその役目です。
子宮の筋肉がギュッと縮み、赤ちゃんのいる空間がすこし狭くなります。
そのため、赤ちゃんの頭で子宮の内側から、子宮口を押します。

その繰り返しで、硬く閉じている子宮口を柔らかくほぐしていきます。
イメージとしては、お餅つきのようなもの。
蒸したもち米をぺったんぺったんついていると、柔らかく、薄く、よく伸びるようになるのと同じです。

なんとなくイメージはできたでしょうか?
お腹の張りは、規則的だったり、不規則だったりします。
前駆陣痛は、一時的なものでしばらくするとおさまってしまうこともあれば、そのまま陣痛に突入していく場合もあります。
陣痛=赤ちゃんを外の世界に送り出す力
陣痛とは、もっと強い力を持った、子宮の収縮になります。
赤ちゃんをこの世に送り出してくれるものなので、当然ですよね。

前駆陣痛によって、柔らかくふわふわになった子宮口が、さらに時間をかけて開いていきます。
そして赤ちゃんもお腹の中で狭い骨盤を通過するために、体勢や位置を変えていきます。
本格的な陣痛が来た時点で、子宮口が硬いままなのか、もしくは柔らかい状態なのかで、分娩の進行具合は変わってきます。
もちろん、前駆陣痛によってふわふわ子宮口からスタートする方が、分娩は早く進みます。
痛みを怖いと感じることは、普通
これで、陣痛や、前駆陣痛の意味をご理解いただけたでしょうか。
とはいえ、陣痛が怖いと感じることはとても自然なことです。
お産が不安でも大丈夫、痛みが怖くても大丈夫。
だけど、その痛みがどんな役割を果たしているのか知ることで、少し捉え方は変わってくるかも知れません。

さいごに:自分の身体を信じてみよう
お産が近づくと、あなたの身体は、赤ちゃんを迎えるために準備運動をして、整えていきます。
前駆陣痛も陣痛も、その段階のひとつです。
そして心にも、準備運動は必要です。
痛みの意味を知ることで、あなたのお産に対する思いに、少しでも『頑張ろう』と勇気をもっていただけると幸いです。

助産院木かげは、出産前からの継続的なサポートもしております!

